2016-03-18 第190回国会 参議院 予算委員会 第17号
○政府参考人(沖田芳樹君) お尋ねの事件につきましては、北朝鮮工作員に取り込まれた在日朝鮮人が北朝鮮からの指示を受け、昭和五十二年九月、かねてから知り合いでありました東京都在住の日本人男性、久米裕さんを石川県の宇出津海岸に連れ出し、北朝鮮工作船で迎えに来た別の北朝鮮工作員に引き渡したという事件でございます。
○政府参考人(沖田芳樹君) お尋ねの事件につきましては、北朝鮮工作員に取り込まれた在日朝鮮人が北朝鮮からの指示を受け、昭和五十二年九月、かねてから知り合いでありました東京都在住の日本人男性、久米裕さんを石川県の宇出津海岸に連れ出し、北朝鮮工作船で迎えに来た別の北朝鮮工作員に引き渡したという事件でございます。
奥村参事官からは、まず福井県と北朝鮮の位置関係や福井県嶺南地方の約三百キロメートルに及ぶリアス式海岸などの地理的特徴を紹介した上で、平成二年十月、福井県三方郡美浜町の久々子・松原海岸に北朝鮮工作船の子船が漂着しているのが発見され、現場付近からは北朝鮮工作員と見られる者の水死体や水中スクーター、乱数表等も発見された。
だから、北朝鮮工作船に遭遇して、その証拠隠滅のために沈められた、あるいは漁船員が拉致されたというふうな理解になると思います。ただ、普通に考えますと、単に証拠隠滅のためだけでしたら、乗っていた三人、三人とも殺害するならしたらいいんですけれども、二人は連れて帰ったんですね。だから、その辺のところにちょっとやはり矛盾があるといいますか、そういうことなんです。
その前後について読売新聞二〇〇二年十二月二十日の夕刊で、警察の無線傍受施設が日本海で北朝鮮工作船の発した電波をとらえていた、また、国際刑事警察機構や韓国当局に照会し、電波の解析もなされていた、また、当時、各県警に対して沿岸警戒活動指示が出ていたと伝えておりました。
北朝鮮工作員に取り込まれた在日朝鮮人リ・チュギル、李秋吉と書きますけれども、が、北朝鮮の工作員とされる金世鎬から、四十五歳から五十歳くらいの日本人独身男性を北朝鮮に送り込めとの指示を受けまして、一九七七年、昭和五十二年になりますけれども、九月、かねてから知り合いであった久米裕、当時五十二歳の方でございますけれども、久米裕さんを石川県の宇出津海岸に連れ出し、北朝鮮工作船で迎えに来た別の北朝鮮工作員に引
○大口委員 そして、平沢議員も紹介されましたが、二〇〇一年には、奄美大島沖の北朝鮮工作船事件で、生々しい銃撃戦の映像を事件発生後二日で公開しているんですね。 これも大臣経験者から聞きました。海保の慣行では、海上における職務については常に公開前提で映像を撮り、一定の幹部が共有している、これが海保の慣行だということでございまして、当たり前のようにそういう形でやっていた。
○河井委員 前国交大臣としてお尋ねをしますが、北朝鮮工作船、最初は不審船と言われておりましたが、スパイ船、工作船、あのときも海上保安庁の諸官がすばらしい活躍をしていただいた。あのビデオ、もう既に公開されていますね。あの公開された目的は何だというふうにお考えになりますか、お聞かせください。
○中川(秀)委員 今さっき申し上げたようなことで、この小泉時代にあった北朝鮮工作船事件についても、発生と同時につくり、二日以内に公表している。 従来、海上保安庁は、こういう広報用ビデオについて、捜査等への支障と事件の内容を国民に説明するという公益上の必要性について慎重に比較考量を行った結果、公表が相当であると判断した範囲について公表している。
さて、その上で、小泉政権時代の平成十三年十二月二十二日に九州南西海域北朝鮮工作船事件というのが起きました。そして、そのとき海上保安庁は報道用ビデオをつくり、事件発生の平成十三年十二月二十二日から二十四日までにそういうビデオを作成した、それは間違いありませんね。そして、その広報用ビデオはいつ公開されましたか。
北朝鮮工作船のお台場、船の科学館における展示の企画運営の責任者、あるいは沖ノ鳥島、一番南の沖ノ鳥島の有効活用を考える民間調査団の事務局長など、日本の海洋安全についての事業を担当してまいりました。先ほど申し上げましたように、海賊問題に関しましては一九九八年より、特にマラッカ海峡の海賊問題に関しまして、現地の視察を始め、研究を進めてまいりました。
○参考人(山田吉彦君) そもそも日本の海上保安庁は沿岸警備に、特に二〇〇一年以降、北朝鮮工作船事案以降、新しいタイプの船は、小型、高速、小型といっても千トン、二千トンクラスの高速艇を用意してございます。それでは決してインド洋まであるいはソマリアまでマラッカ海峡を越えていくほどの能力はございません。
海上における警察活動の実態を、少し振り返って、改めて考えてみたいと思うのですが、以前質問主意書でも取り上げました、九州南西海域における北朝鮮工作船の事案について少しお話を伺いたいと思います。
そういう意味から、世論の啓発というものを一層強化していかなければいけないと、こう考えておりまして、そのためにいろいろな小冊子を作ったりDVDを作ったり、テレビのスポットを全国放映いたしましたり、あるいは羽田とか成田の空港の搭乗ロビーでのテレビスポットの放映、横浜にあります北朝鮮工作船展示館での拉致問題のパネル展示など、いろいろな機会に国民各層への拉致問題の啓発に努めてきたところでございます。
御指摘の事件でございますが、これは、北朝鮮工作員に取り込まれた在日朝鮮人が、四十五歳から五十歳ぐらいの日本人独身男性を北朝鮮に送り込めという指示を受けまして、昭和五十二年の九月、かねて知り合いであった東京都在住の日本人男性を石川県の宇出津海岸に連れ出して、北朝鮮工作船で迎えに来た別の北朝鮮工作員に同人を引き渡した事件でございます。昭和五十二年九月に石川県警察が検挙したものであります。
昭和五十二年の九月に、北朝鮮工作員に取り込まれました在日朝鮮人が、四十五歳から五十歳くらいの日本人独身男性を北朝鮮に送り込めと、そのような指示を受けまして、かねてから知り合いでありました東京都在住の日本人男性を石川県の宇出津海岸に連れ出しまして、北朝鮮工作船で迎えに来ました別の北朝鮮工作員に同人を引き渡した事件、宇出津事件が発生したわけでございます。
○小野国務大臣 先生御指摘のとおり、北朝鮮の工作員に取り込まれました在日朝鮮人の方、四十五歳から五十歳までの日本人独身男性を北朝鮮に送り込め、こういうことで指示を受けまして、昭和五十二年の九月に、かねてから知り合いであった東京都在住の日本人男性を石川県の宇出津海岸に連れ出しまして、北朝鮮工作船で迎えに来ておりました別の北朝鮮工作員に同人を引き渡した事件でございます。
大臣は、昨日の所信表明の中で、一昨年の奄美大島沖での北朝鮮工作船と海上保安庁の巡視船との銃撃戦の結果を踏まえて、海上の危機管理に万全を期す、さらに、アメリカの同時多発テロ、あの事件を踏まえて、陸海空の公共交通輸送機関、この警護に万全を期す、こういうことを述べられておるわけであります。
また、北朝鮮工作船を利用して密入国また密出国できるように、日本海沿岸にこの方は三十八カ所も接岸ポイントをつくった、それが今も使われているというようなことが描かれていまして、私は大変ショックを受けたわけでございます。
それで、具体的に、「私がつくった北朝鮮工作船着岸ポイント三十八カ所」、こう出ておりますが、この辺について、三十八カ所と私どもが認定しているかどうかは、これは別問題でございまして、着岸地点というのは、これを把握しているかどうかでまさに敵に警察の手のうちを見せることになりますから、したがって、この辺については、どこまで把握しているかということについてはお答えできません。
いわゆる不審船問題でありますけれども、もう北朝鮮工作船問題とか武装船問題とかと言い切っていいんだと思います。いまだにあれはだれが相手だかわからない怪事件として扱われているわけでありまして、国民の認識ではそうではないかと思うんですけれども、政府としては、あれは北朝鮮の工作船とまだ正式に認めず、正体不明のまさに不審船。
北朝鮮工作船事件の反省に端を発したいわゆる領域警備的内容を盛り込んだ法案が、政府内の調整に時間を要し、今回提出するまでに二年半を要するようなこともまた、あってはならないことであります。 危機管理とは、ありとあらゆる事態を想定し、法的措置と具体的対応を整備しておくことであり、想定外の事態であったなどと言うのは、責任ある政治のとるべき態度では決してありません。
北朝鮮工作船事件の際には、自衛隊は、海上警備行動の発令に基づいて出動し、逃走防止のための警告射撃を行いました。しかし、今回の政府案はそれすらも認められておらず、武器使用は隊員の身体防護に限定されています。 政府は、警告射撃を行った例は過去十一万件の船舶検査のうち十五件にすぎないと反論していますが、その十一万件は、警告射撃は行わないと事前に明らかにした上での成功例でしょうか。